2006年03月28日

卒煙式的な分煙ファシズム

どーしても書きたいことがあるので、
またまた久々のブログ更新です。

「あざけり先生、台風きどり」というブログに、
「禁煙ファシズム発動(大事な人に押し付ける)」という記事がありました。

この記事はかなり有名なようですが、
禁煙サイトのチェックをやめた後に書かれたもので、
今頃になって読んだのです。

この方はご自分の病院などでの生々しい体験から、
「無理矢理でも大事に思う人の喫煙は止めさせたい」
という思いに至ったようです。

タイトルは結構キツイのですが、
この方の優しさは本当によく伝わってきます。
私はたいへん好感を持ちました。
応援します。

が、私個人としては「禁煙ファシズム」は発動しません。

なぜか?

これだけの情報社会です。

今喫煙している人は、
タバコがどれだけ有害であるか百も承知で喫煙しています。
既に分かっている人にタバコは有害だと言っても、
なかなか聞き入れられません。

私もそんな喫煙者の一人でした。

だから私は今でも友人の喫煙を無理矢理止めません。
タバコがどれだけ有害であるかは認識しているのだから、
「喫煙するか喫煙しないか」は、
自己責任で自分で決めてもらうしかないのです。

ただし!!!

もしこの文章を、
喫煙している人が読んでおられるなら、
これだけは聞き入れて欲しいのです。

「周りの人に自分の煙を吸わせない」

気管支の弱い人にとって、
煙は凶器であるというのは今さら言うまでもありません。

前回の記事でも述べましたが、
副流煙は元喫煙者に大変な苦しみを与えます。

その他の人に与える害は即効性がないので分かりにくいのですが、
決して小さなものではないと思います。

これはマナー以前の問題です。

隣の人に
「ここで吸っていいですか?」
と聞く行為自体ワガママであり、
傲慢な行為であると自覚しないといけないのです。

私もそんなワガママで傲慢な人の一人でした。
副流煙の苦しさを味わって、ようやく気づきました。

この世の中いろんな性格の人がいます。

「ここで吸っていいですか?」
と言われて
「ダメです」
とハッキリと言える人ばかりではないのです。


「周りの人に自分の煙を吸わせない」

これが卒煙式的な分煙ファシズムです。





ステータス: トキ
卒煙日: 2005年 6月 27日
卒煙からの日数: 0年 9ヶ月 0日 20時間 7分
延びた寿命: 31日と9時間2分
節約できた金額: 110902円(節税分 70090円)
節煙本数: 8215本 698.29m 東京タワー2本

posted by dototo at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒煙いろいろ
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